2016.01.28
肉牛部会は1月15日、農林水産祭参加第55回仙台牛枝肉共進会で、部会員2人がチャンピオン賞を獲得したことを記念し、迫町のホテルで祝賀会を開きました。受賞したのは、登米町の千葉盛さん(第1部黒毛和種去勢)と、南方町の川口公司さん(第2部黒毛和種雌)。県や市、JA関係者、肉卸業者の皆さん約100人が快挙を祝いました。
千葉さんが出品した「花茂洋」の血統は、父「茂洋」、母の父「安福久」で、枝肉重量570.5キロ、枝肉単価1万1503円で落札され、今回で3回目の農林水産大臣賞に輝きました。
川口さんが出品した「かすみ」の血統は、父「花之国」、母の父「秀菊安」で、枝肉重量471.0キロ、枝肉単価5,006円で落札されました。
千葉さんは「茂洋でチャンピオンを目標にしてきたので、今回の受賞は感無量。平成29年の宮城全共では、部会一丸となって日本一を取り、仙台牛の名声をわれわれが作っていかなければならない」と話しました。
川口さんは「このような賞を頂いたのは、長年の皆さんのご指導と各種団体の支えがあったからこそ」と感謝を述べました。
肉牛部会の千葉正一会長は「仙台牛の知名度はまだ低いが、今回チャンピオン賞を受賞された千葉さんや川口さんをはじめ、部会員が全国に発信してもらっていることに感謝している」と語っていました。