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ゆりおとめ通信・冬の特大号・後篇
「白鳥の旅・伊豆沼訪問記」


ゆりおとめ

後編に進む前に、JAみやぎ登米から、ちょっとCMです。


「第4回いきものにぎわい企業活動コンテスト」農林水産大臣賞を受賞!

 生物多様性の保全に優れた活動をする企業や団体などを表彰する、第4回いきものにぎわい企業活動コンテスト(国土緑化推進機構などが主催)の表彰式が昨年の10月15日、東京・永田町で開かれ、環境を保全する米栽培と田んぼの生き物調査を実践しているJAみやぎ登米が「農林水産大臣賞」を受賞しました。

 JAでは「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう!」を合言葉に平成15年度から農薬や化学肥料の使用量を半減した「環境保全米」を生産し、平成18年から環境保全米のほ場で生き物調査に取り組んでいます。

 調査を通して赤とんぼの幼虫やミナミメダカなど、全国的に生息数が減少している生物を確認。この調査活動には消費者や米卸、農薬メーカーなど多くの人が参加しています。

 JAでは今後も継続して環境保全米づくり運動と生き物調査を実施し、環境保全型農業を推進していくこととしています。

「オオハクチョウはなぜ毎年、伊豆沼にやってくるの?」の巻
ゆりおとめ

それでは、おいしいものの答えだけれど、この伊豆沼には、オオハクチョウの大好物のおいしいものが、ふたつもあるのよ。

きんじろう

ふたつって、なあに?

ゆりおとめ

ひとつは、レンコン。伊豆沼には、野生のレンコンがたっぷりあってね、 食欲がとっても旺盛なオオハクチョウのお腹を満足させてくれるのよ。一説によると、この大好物のレンコンが伊豆沼にはたくさんあるから、オオハクチョウは他のところに行きたがらないということだそうよ。
では、もうひとつとは何でしょう?(ジャジャン)

はっとン

お米だとンよ!田んぼで白鳥が美味しそうに食べているところを見たことあるとン!!

ゆりおとめ

そうね、はっとン。よくできました。(ファンファーレ)

秋になって白鳥がやって来ると、白鳥は田んぼに入り、落穂をひろいながらのんびりと食事をするのよ。人間と同じに、おいしいお米を食べているの。

きんじろう

ここは、自然の生きものたちと人間が、仲よく同じものを食べているんだね。本当に自然に優しいところなんだ。

ゆりおとめ

そうなの。伊豆沼周辺の田んぼでは、稲を刈り取ったあとは、そのままにしておいて、白鳥のためにお米を残しておいてあげるの。
ここは白鳥をはじめとした自然の生きものたちと人間が、昔からお互いに助け合い、支えあって、一緒に暮らしてきたところなんです。

はっとン

まさに世界に誇れる、宮城自慢の風景だとンね。

「自然環境の未来について、私たちみんなにできること」の巻
ゆりおとめ

それでは2人に最後のクイズです。(ジャジャン)
この渡り鳥の楽天地・伊豆沼には、いったい、どれだけの生き物が暮らしているでしょう?

はっとン

うーんと、かえる。それに、どじょう、それからなまず・・・

きんじろう

伊豆沼周辺の沼には、目には見えないプランクトンをはじめ魚や貝、昆虫、鳥、それに水草やマコモなどのいろいろな植物そして人間たちが、手をつなぎあい、支えあって暮らしています。

ゆりおとめ

あら、よく知っているんですね。

きんじろう

ウン。ここに来る前に、駅の観光案内所でパンフレットを見たから・・・
でも、めだかのように、絶滅の危機にひんしている仲間たちもたくさんいるんだよね。

はっとン

ゆりおとめちゃん。どうしたら、自然の仲間たちと、もっとわかりあえるようになれるのかとン?もっと助けあえるようになれるのかとン?

ゆりおとめ

そうねえ。まずは、沼の中にはどんな生き物が暮らしているのか、よーく知っておくことかなあ。それには自然をよく観察すること。ビオトープからはじめても、ふゆみずたんぼからはじめても、とにかく自然の姿に目を向けることが大事なことだと思うんだけど・・・。

はっとン

ひとことで言うと、どういうことかとン?

きんじろう

“ともだち”になるって、ことじゃない?

はっとン

そうだとン、その通りだとン。ここにいるみんなが、ともだちになればいいんだとン!さすが、きんじろうさんは、良いこと言うとン!

きんじろう

えへへ。どういたしまして。
ところで、ゆりおとめさん、その手に持っているきれいな本はなあに?

ゆりおとめ

皆さんにぜひ見てもらおうと思って、持ってきたんですけど・・・、

きんじろう

ふーん。なになに?

はっとン

ふーん。なになに?

ゆりおとめ

この本にはね、自然の生きものたちとお友達になれる秘密が、書いてあるんです!

はっとン

それは本当かとン!?

ゆりおとめ

この本は、絵本作家の葉祥明先生が描いたものですが、私、この本を読んで、渡り鳥たちとお友達になれて、すっかり気持ちが通わせられるようになったんです!

はっとン

そうなんだとンね。だから、オオハクチョウをタクシー代わりに使えるようになったんだとンね?

ゆりおとめ

まあ、はっとンたら、失礼しちゃうわ!

きんじろう

まあ、まあ、二人とも(笑)
ところで、この本にはどんなことが書いてあるの?

ゆりおとめ

渡り鳥から、人間や、自然の生き物たちに向けたメッセージが、たくさん書かれています。その中から、特に印象に残った文章を書いてみますね。

人間が 自分も自然の一部だった、ということを思い出し
また 自分たちが<自然・宇宙・いのち>の結び目にいる
ということに 気づいてくれることを 心から願います。
わたしたち渡り鳥は 大自然からのメッセンジャーです。
再び 自然に目を向けはじめた あなたたち人間とわたしたちは
<いのち>において<ひとつ>です!
きんじろう

そうなんだ・・・。そんな風景が、このあたりには広がっているんだね。

今日、伊豆沼に遊びに行くということで、宮城の自然環境についていろいろ調べてみたんだけど、JAみやぎ登米さんが、環境改善の活動に地域をあげて取り組み続け、それが他の模範として認められて、農林水産大臣賞を受賞したというのも、よくわかる気がする。本当にすごいことだと思うよ。

はっとン

すごいのは、JAさんだけじゃないんだとン。この絵本に出てくる蕪栗沼の人たちも、熱心に環境保全活動をやっているので有名なんだとン。地域が一体となって自然環境に取り組んでいるのが、この宮城の魅力なんだとンよ。

ゆりおとめ

それに、この宮城県は、環境学習もみんなで熱心に取り組んでいるんです。
この前も地域の皆さんが、地元の学習施設(宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター)に集まって、環境カルタを作ったり、自然にやさしい、地元食材の食べ方講座を開いたりして、みんなで勉強しあっているんですよ。

きんじろう

そうなんだ。ボクのふるさとの神奈川県の人たちも、宮城の人たちに、負けちゃいられないね。

ゆりおとめ

あら、絵本から、先生の愛犬のジェイクが飛び出してきたわ。
えっつ、なーに。えっ 本当?うんうん・・・

きんじろう

なんて言ってるの?

はっとン

なんて言ってるの?

ゆりおとめ

皆さんに、葉祥明先生からのメッセージをお伝えしますって。

『ともだち』   絵・文:葉祥明

ともだちになろう
誰とでも
ほんの一瞬しか
会わない人も
人間以外の
生きものも
この広い世界の
海・空・大地
自分自身とも
人生で出会った「友」は、かけがえなく大切です。
人は、歳をとり、老年に到った時、ようやくそのことに気づきます。
あの懐かしい「小さなともだち!」そして幼い日々…。

「ともだち」とは、人生の輝かしい宝物です!
絵と文:葉祥明 『いちご新聞2015年11月号(サンリオ)より』

 葉祥明先生、素敵なメッセージをいただき、どうもありがとうございました。
 このかけがえのない自然環境を守るため、私たちはこれからもずっと大切な「ともだち」として、地域の人たちみんなと一緒に、“宝さがし”を進めていきます!

~最後に読者の皆様へ~

 この1年間、「ゆりおとめ通信」をご愛読いただき、本当にありがとうございました。
 新学期からは、気持ちをあらたに内容を一新し、さらに飛躍したいと思います。
 それではまた、お目にかかれる日をたのしみに。ごきげんよう!


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