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新年のごあいさつ

つなごう地域農業 築こう心豊かな地域社会

代表理事組合長 榊 原  勇

 新春を迎えるにあたり、新年のごあいさつを申し上げます。

 皆様におかれましては、ご家族お揃いで新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 旧年中は、JA事業全般にわたりご理解とご協力を賜り、役職員一同心から感謝申し上げます。

 昨年の農業・農村を取り巻く環境は、依然として厳しい状況下にあります。TPP大筋合意、農協改革、米政策転換に加えて、農協組織再編構想等様々な課題があります。こうした課題については、組合員皆様との意思の共有を図り、市、県をはじめとする行政との協議、あるいは要請をしながら解決策を模索し、農家所得の拡大につながる事業推進を図ってまいります。

 TPPについては、合意内容のしっかりとした検証を求め、説明責任を明確にし、次の世代へ継承できる農業・農村づくりに引き続き取り組めるよう働きかけをします。

 また、農協改革についてはこれまでの「非営利で効率的な経営」から「企業同様、利益を追求し、それを最大限組合員に還元しなさい」となり、端的に言えば「協同組合から株式会社へ移行せよ」との改革であります。「一人は万人のために、万人は一人のために」の農協の理念が失われるような気がしてなりません。

 みやぎ登米は「つなごう地域農業 築こう心豊かな地域社会」を理念としてこれまで以上に組合員、地域利用者皆様との関わりを大切にして事業に取り組んでいく所存であります。

 一方、組織再編いわゆる宮城県内の合併については、先に総代会等でみやぎ登米は単独JAとして行く考え方をお示ししておりますが、今後管内人口の減少、就農者の高齢化、担い手確保等のこともあり、引き続き組織再編の協議に参画し、その有効性について検証してまいります。

 米政策の転換については、平成30年から国の生産調整への関与が薄くなるとのことですが、昨今、米卸による産地の囲い込みと、産地農協の米卸、消費地へ販売先の確保等、双方の動きが加速されています。「第4回いきものにぎわい企業活動コンテスト」で農林水産大臣賞を頂いたことをはずみとして、これからもJAみやぎ登米は、環境保全米の主産地であることを広く、米卸、消費者皆様にお伝えし、販売促進を図ってまいります。

 畜産については、子牛・肉牛の価格が共に好価格で推移していますが、これまでの資源循環型農業、環境保全型農業をベースに、畜産クラスター事業等を導入し、繁殖・肥育の産地形成を図ってまいります。TPPが導入されれば、牛・豚共に輸入の脅威にさらされますが、人と自然にやさしい安全な農畜産物の産地づくりに尽力するとともに、園芸についても地域営農ビジョンによる農地集積を進め、それぞれの経営体には米と園芸、米と大豆プラス施設園芸といった取り組みを推奨しながら園芸産地の拡大に取り組み、本年から新たにグリンポートなかだの胡瓜選果機を更新しますので、胡瓜の作付拡大を図ってまいります。

 農協事業全般にわたり、組合員、利用者皆様との協同組合としての精神を守り、今後も役職員一丸となって事業に邁進してまいります。

 組合員皆様の尚一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 むすびに、組合員ご家族皆々様の益々のご発展とご健勝をご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。

 

代表理事組合長
榊原 勇

 

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